八ヶ岳 2016.07.01

八ヶ岳と言えば自分の中では今はなき”OSJ YATSUGATAKE SUPER TRAIL”(八ヶ岳山麓ぐるっと1周コース。2012,2013に開催。両年出場。)の印象が圧倒的に強く、氷点下の中走ったり、蜂に刺されながらもゴールした思い出がすぐ浮かぶ。

今回は4年ぶりに稜線の縦走。

小淵沢から麦草峠まで稜線伝いで、その後まき道で北八ヶ岳ロープウェイで下山した。最終バスの時間がギリギリで、だめだったら蓼科山まで行って全部のぼって下山後途方に暮れようかとも思ったけど間に合って良かった(笑)

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(ロープウェイ片道1000円。途中、赤岳展望荘で買った500mlの水2本、1000円。朝コンビニで買ったおにぎり、行動食、水など1000円。根石岳山荘の水、無料。)

 

今回の縦走目的としてはトレイルの状況確認(どんなトレイルなのか)で、前から言っている奥秩父縦走後の八ヶ岳縦走が全部で48時間以内に可能かどうかを探りに来た。本当はこんな下見をしないでぶっつけでやって、できちゃいました!が1番格好いい。未知のトレイルに突っ込むという冒険要素も楽しむことができるが、今回はある程度、計算、計画的にやりたい。

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(主峰、赤岳。展望荘で働く知人にコーヒーをごちそうして頂いた。)

今回の下見から、W縦走は時間的に可能ではないかと思えてきた。
観音平を朝5時半くらいに出発し、麦草峠に13時40分くらいに到着。所要時間がわからないところは清里から八ヶ岳の登山口間と麦草峠から下山口の間だ。

ただ余り楽観視できない所もある。2日を要するのだから休憩、仮眠の時間は絶対必要。装備をどこまで軽くできるのか。夜間パートをどこに持ってくるかなどなど問題は尽きない。


「できるかどうかわからないことに挑戦する。」そのワクワク感と挑戦するまでのプロセスを積み重ねていくことが今の僕には大切だと思っていて、レースという形ではあまりそれをする気がしない、ワクワクしない、自分のスタイルにあわないので自分でこのW縦走(FKTとも言うだろう。)を思いついた。

 

また僕の中でFKTと聞いたらいくつもの山々を越えて、終わった後はボロボロだけど、やりきった笑顔の姿しか思い浮かばない。だからそれにはそれ相応の山々に力を借りなければならないと勝手に思っていて、奥秩父八ヶ岳はそれに応えてくれそうな気がする。

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(阿弥陀岳に気を取られちゃダメよ。カモシカさんに気づいてw)

 

次回はいよいよ本番になるだろう。あとは一緒にやってくれる人、協力してくれる人が揃って体調を整えたら準備万端だ。