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森の東アルプス ~秩父山塊~

2013年9月

※以下の記事は当時のFBの投稿からコピーしました。

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奥多摩駅 13:00
登山道入り口 13:30
七つ石山 16:30
雲取山避難小屋 17:30
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六甲、ダイトレ、鈴鹿...4日間の休みがある中でどの山に登ろうか。どれもピンとこない。本当に登りたい山はどこだろうかと記憶をたどる。

「東のアルプス!」

奥多摩駅から清里へと抜ける道を一度は思い描いていた。思い出した瞬間に鳥肌が立ち、、体が熱くなった。間違いなく今一番行きたい山々だ。東は雲取山から、甲武信ヶ岳金峰山、ミズガキ山と主峰が続く。

25日、始発の電車を考えていたが台風と寝不足だったため様子を見ることにした。結局、昼前に実家を出発し奥多摩駅へと向かう。
この地を踏むのは4度目くらいだったろうか。雲取山へは3回トライした覚えがある。そのうち登頂したのは1度だけで、残りは荒天と体調不良で引き返している。
登山道入り口の標識が懐かしい。そして通ったことのあるこの道が過去の記憶を掘り出す。雨は降ってはいない。人気も全く感じられず、がつがつ登る。何せ出て来た時間が遅い。暗くなる前には寝床に着きたい。
真っ白な雲に包まれ、視界は閉ざされている。自分でも天気が悪い日を選んで来ているのは承知だが、この山を登るときは天気が良かった日がない。
「これじゃ、雲取れない山じゃないか。」なんてぼやいていると段々と雲に隙間ができ、山頂手前で絶妙な夕焼けを目にする。それまでのこの山のイメージを一蹴してしまう極上の景色。山の色を明るく染める。

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夕焼けを堪能したところで、もう一息歩くともう山頂に着いてしまった。入口から4時間で来れるなんて思っていなかった。小屋に着くなり辺りは暗くなっていき風が吹き始める。小屋にはフランス人の登山者がいた。日本でのインターンシップを終え、次のインターンまでギャップがあるため山を登りに来たという。会話を楽しんだのち、メシを済ませ、この日はすぐに寝てしまった。明日、明後日の2日でアルプスを攻略しなければならない。できるのかどうかという不安は全くなかった。

続く。